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Mission in Detail


レジリエンスという言葉の意味は、「非常に困難な状況に直面した状態から復活し、新たな価値を作り上げる精神力」ととらえて頂ければと思います。そもそも人、もしくは人の集合体である組織はその生存局面において幾度の“踊り場”に遭遇します。“踊り場”とは従来の行動・思考様式では今まで通りのアウトプットが作れなくなる状態です。先行きに対する不安、焦燥感に悩まされる時期です。しかしながら、視点を変えると、“踊り場”は新たな飛躍のための最初のステップと考えることができます。その期間を、過去から学習し未来を創造する時間とする。その作業により新たな価値創造に向けてチャレンジする意欲が生まれてくると信じています。
レジリエンスでは、一貫して、踊り場に立つ企業と人の支援をしたいと考えています。現在では事業モデルが成熟期後期を迎えた企業の新生*(新しい事業モデルによる再生)を推進するお手伝いに注力しています。一つの事業モデルから新しい事業モデルへの移行は数々の経営要素の同時、および、連鎖的展開が必要になります。それらの経営要素とは、組織風土・価値観に関わるものであったり、顧客に提供する付加価値とその提供方法の転換であったり、人材採用・育成方法の転換であったりと多岐に渡ります。これらの複合要素を一元的に支援させて頂くため弊社は日々研鑽を積んでいます。
レジリエンスでは、従来事業モデルを持つ企業の新生のプロセスを以下の3つのフェーズに分けて対応させて頂きます。

再生フェーズ
従来事業モデルの中で如何に事業を効率化するか、売上を改善するかに焦点を当てます。
相撲では「心・技・体」を磨くと言われますが、心(変わるというマインド)と体(改善のための思考と行動)を鍛えるフェーズになります。所謂「当たり前のことをしっかり行う」ことにより、“見逃している利益”を回収することが可能になります。当たり前の実践による改善活動に組織の人々を広く巻き込み、実際に収益を改善するプロセスを組織の経営者・管理者の方々に体感・習得して頂きます。自らを変えることのできる新しい組織風土・価値観を組織に浸透させることが目的です。

弊社のサービス「6ヶ月で収益を改善するプログラム」

インキュベーション・フェーズ
新しい事業モデルのプロトタイプ(最小ユニット)での実験を行います。顧客に提供する新しい付加価値、それを構築するコアコンピタンス(新たな強みの定義)、コアコンピタンスを作るバリューチェーン(新たな強みを作る、開発・生産・販売方式)を一体として構築し、試験的に実験運用をします。例えば、現在の市場で未対応の“隠れた顧客ニーズ”を明確にし、そのニーズを満たすための商品を生産・提供する新しい方法を模索し、その方法を基礎にマーケティング戦略を作り、新商品を流通・販売する、そのプロセスを数々の実験にブレイクダウンして新しい事業モデルの市場性を検証することがこのフェーズの目的になります。さらに、本フェーズではこれらの数々の実験に基づき集められる市場性を担保する実証データに基づき、新事業モデルの事業計画を作り、必要な融資若しくは資本性資金を獲得することも重要な目的になります。

弊社のサービス「新たな強みを作り上げるプログラム」

新生フェーズ
インキュベーション・フェーズを通して、市場性の確認された新たな事業モデルのプロトタイプ(最小ユニット)を拡大再生産するための事業戦略を構築し、資金を集め、実行します。このフェーズは所謂ベンチャー企業が創業時に行うべきこと(事業計画、資金調達、設備投資計画、資本政策、等々)をすべて実行することになります。特に事業を展開する上で必要な、資本、人材、協業パートナーの確保はこのフェーズの成否のカギを握ります。優良な資本供給先、事業目的に共感してくれ事業が必要とする能力を備えた人材、生産・開発・販路拡大にコミットしてくれる協業パートナーの確保がこのフェーズの目的になります。

弊社のサービス「オンリーワンを実現するプログラム」



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